昨日は家でお客さんが来てパーティだったので、ワインを飲みすぎて朝方に膝がめっちゃいたくてあまり眠れなかった。

やっと少し眠れたと思ったら、


”元カノから逃げる”という夢を見た。

何やら、デートの待ち合わせをしてるところ、僕は何故かゲイバーのオカマたちにパーティーに連行されてしまう。
そして、その間に待ち合わせの時間が過ぎてしまう。
オカマたちから逃げ出した僕のところに彼女から知らせが来て、
常人の足の速さの二倍速くらいで追いかけてくる彼女から、何故か”逃げる”ことになった。

ちなみに僕は彼女に会って謝りたいんだけど、夢の中では彼女から逃げないといけないのだ。

そして、最終的に僕は彼女と顔を合わせたんだけど、

その時の彼女が真顔なんだけど、もの凄く恐さを秘めていて、それで夢から目が覚めたのだった。
なんかとてつもなく恐いオーラを滲ませていた。

ちょっと現実味がありすぎたのも恐かった。


思えば、モトカノさんは、あまり化粧に念を入れないナチュラルな時の方が可愛かったと思うのだが、
最後に見た時の顔は、あまり僕のタイプではなかった。
てか、段々僕の好きなタイプから遠ざかっていった。
最後に見た彼女の顔は、つけまつ毛か化粧の所為で目が赤くなっていた。
髪はだいぶ長くなっていたけど、僕は肩くらいまでの時が一番好きだったな。

夢を見たあと、
モトカノには会えないなーと思った。


今から書くことは、自分の気持ちを整理して、自分を納得させるためのものだ。

モトカノが俺をふる時、電話で「最初は一緒にいると自然体でいれると思った。がんばんなくてよかったから」とか言ってた(ような気がする)。

もし、それが本当なら、
僕らが崩れていったのは、お互いが自然体でいようとした結果なんだと思う。
お互いの自然体を許せなかったんだろう。
だから期待しつつもお互いのそれを否定し、拒絶した。
結局一緒にいることにストレスを感じ始めたのだから、元々僕らは合わなかったんだと思う他ない。

恋人と友達は違う。 
いくら友達としてベストな人でも、恋人としてベストとは限らない。
自然体でいれるからとか、がんばんなくてもいいからとかって言う理由なら、彼女は俺のために何もがんばりたくなかったんだろう。(実際にはがんばってたけど)

恋愛というのは、実際には”がんばんないと上手くいかない”。
一緒にいて楽しいと、最初に思っても、人間の感情はそんなに簡単に出来ていない。
どんなに楽しくても飽きはくる。
その時、上手くつなげるために色々考えたり試したりして楽しさをキープしようとするものだけど、
”がんばらなくてもいいから” なんて、
俺に対して、失礼だろ。


だから俺は何度も聞いたんだ。
「何で俺のこと好きなの?」って。
でも答えなかったから余計疑問に思った。
女の子って、自分が好かれてる時は男にそう聞くってイメージがあったし、そういう経験あるけど、
男だって何故自分が好かれるのかをはっきりさせたいことがある。

そういうこととか、諸々のことを投げ出して無視して拒絶して、
僕たちは恋愛をしていたのではないような気がしてきた。
寂しさを誤魔化すのと一緒で、ナーナーの馴れ合いだった。
愛することや許すことや認めることを放棄した結果は、
惰性だった。


ひどいようだけど、そういう決着にしたい。

今、新しい人を好きになると思うのは、相手と自分が幸せになる道を模索してる。
妄想とも言う。

この齢になって、いくらかの恋愛を経験し、いくらかの失敗も経験し、
相手もそういうことを経験した話を聞くと、

本当に好きになると、その人の傷ついた過去と同じ経験をさせたくないと思うし、自分も同じ経験をしたくはない。
だから無責任なことはしたくない。

好きな人には幸せになってほしいし、
出来れば自分が幸せにしたい。


子供の恋と大人の恋との違いは、
自分の気持ち中心だったのが前者、
相手の幸せを願うようになるのが後者だ。


その先に、真実の愛があるはずだ。

だから毎日、気になるあの子を思いながら、
あの子の幸せのためにはどういう自分にならなきゃいけないのか、とかそんなことを考える。
考えるだけでも、自分に強く言い聞かせれば、前進。

僕は次の人のために前に進む。